羽田美智子の天草市紀行

熊本空港から天草まで車で2時間半。
天草空港まで空旅にするならわずかの移動ですが、陸旅となるとかなり遠い天草です。
天草に近づくにつれ海がキラキラ輝き、素敵な予感に心を弾ませながら降りたった天草は予想以上の桃源郷でした。

隠れキリシタンの歴史を物語る教会、豊かな食材、交通の便が決して良いとは言えないからこそ守られた街の穏やかな暮らし。

いればいるほど、
人に会えば会うほど、
天草を好きになる私がいました。

こんな気持ちにさせてくれる島、
どこかに似てると思ったら
小豆島でした。

親切で人懐っこい人達。伝統を守り続けている職人さん達。
本当に良いものを一から丁寧に作りあげている生産者さん達。
天草でも素晴らしい出会いがたくさんありました。

その中でも『これはすごい!』と特出して私の目にとまったものを何点か羽田甚商店でもご紹介させていただくことになりました。
一点の曇りもない正真正銘、誠実に、真心から作られたモノばかりです。
是非お試しくださいね!

店主 羽田美智子


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今回の旅は、熊本県天草。
夏の日差しが照りつける中、海に囲まれた天草へと足を運びました。

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最初に訪れたのは「西平カメリアクラブ」。
海に面した西平椿公園の中にある椿油の搾油工場で作られる、100%ピュアな天草椿油。椿の香りの高さに思わずうっとりします。髪や全身などのほか、家具や金物のつや出しにも使えるという、万能さも魅力。食用にもなるので、カメリアクラブの方たちおすすめの、椿油を使った炊き込みご飯に、羽田店主も興味をそそられたよう。椿の木で炭作りをするというサステナブルで、ユニークな方法もお聞きしました。

<西平カメリアクラブ>
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次に、「UETファーム」を訪問。
Uターン帰省をした北野さんが立ち上げた、オリーブ農園を見学しました。

オリーブオイルやオリーブリーフティー、そして今回の目的である松葉茶とごぼう茶。どちらも、健康意識の高い人たちの間では話題のお茶です。オーガニックで、安心安全に楽しめるのがうれしい。

また、自分が作り出す商品には、すべてコンセプトを考えているという北野さん。商品パッケージには、南蛮文化を彷彿させる活版印刷をデザインするなど、クリエイティブなセンスも光っていました。

<UETファーム>
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続いて訪れた「天草オリーブ園AVILO」は、なんと株式会社九電工という電気設備会社のチームが始めた農園。従業員の方たちはみな天草出身で地元を愛する人たち。

オリーブの実を収穫し、オイルが採れるようになるまでは、10年程度の時間を要したのだそう。今回、羽田甚商店で扱うのは、実が傷つかないように丁寧に手摘みしたオリーブを使って完成した、ボディシェイプオイル。

ローズマリーとラベンダーをブレンドした、リラックス感のある香りと、しっとりと潤うオリーブスクワランの保湿力を体感してみてください。

<天草オリーブ園AVILO>
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そして次に訪れたのは、天草の伝統を繋いでいくため、集まった「しもうら弁天会」のみなさん。

300年以上続く「天草土人形」(どろにんぎょう)の伝統工芸品を「土玩具」(どろがんぐ)と命名して現代仕様に新しく作り出しています。羽田甚商店で取り扱う「めじろおし」は、天草に多く生息するメジロがモチーフ。地域の未来が栄えていってほしいという願いを込めた縁起物です。

自分たちで試行錯誤しながら、新たな伝統を作り出す「しもうら弁天会」のみなさんは、元気いっぱい。羽田店主もそのパワーを感じ取っていたようです。

<しもうら弁天会>
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最後は、「松下蒲鉾店」にうかがいました。
創業90年以上という歴史ある蒲鉾屋さんの3代目店主・松下晶一さん、美奈子さんにお話を聞きました。

今では国内で珍しくなっているという、生の魚からすり身を作り、蒲鉾をイチから丁寧に作っているお店です。

ふわふわの食感のおいしい蒲鉾や、じゃこ天、たこ天などは、ストックしたいと大量に買われるお客様もいるほど。

松下蒲鉾店で人気の商品を詰め合わせたセットをご用意したので、ぜひご賞味ください。これからの季節、おでんの具にするのもおすすめです!

<松下蒲鉾店>
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