サンコウフーズ
しじみのエキスが五臓六腑に染み渡る!一匙で食欲が一気に増す、「飲む佃煮」!
羽田 健康雑誌の編集長から「きっと気に入ると思いますよ」と送って頂いたのが、(しじみの恵みとの)出会いでした。一口飲んだ時に「これはいい!」って、ピンときました。
深瀬 そうでしたか!ありがとうございます。
羽田 しじみのほろ苦いエキスが、五臓六腑に染み渡る感じ!ダイレクトに肝臓に届いて、お酒を飲まれる方にもいいだろうなと思います。
深瀬 この1本で、しじみ約4000粒分のエキスが入っているんですよ。
羽田 4000粒も!気が遠くなります! 私は仕事柄、ずっとハイテンションのまま何十年も突っ走ってきたせいか、肝臓に負担がきてるよって言われていたんです。そういう人には特にタウリンが必要なんですけど、私、実は貝に当たりやすい体質でもあって困っていたんです。「しじみの恵み」は、しじみの栄養はそのままだけど、当たる危険がないからすごくいいなと思ったんです。
深瀬 そうだったんですね。お客様の中にも、貝に当たりやすいっていう方が結構いらっしゃるんですよ。そういった方々にも、安心して口にして頂けます。
羽田 私みたいな人には、すごくありがたいです。また味も深みがあっておいしくて、このひとすくいで普通のお味噌汁が高級なしじみ汁になり、ただ茹でただけの野菜がおいしいおひたしになり。忙しい人にもってこいですよね!
深瀬 そういう風に使っていただきたかったんですよ。出汁醤油の代わりに炒めものに使ったり、納豆や卵かけご飯にダイレクトにかける方も多いですね。夏場はめんつゆに足したりするのもオススメです。
羽田 味が濃いので、これだけで食欲が増しますよね!
深瀬 個人で大量に購入いただく方もいらっしゃるんですけど、とあるラーメン屋さんは、隠し味として「しじみの恵み」を使っているそうです。
羽田 わぁ、そのラーメン美味しそうですね!私はお豆腐にかけて使っているんですけど、一気に別次元の味になるんですよね。口の中に広がる時に濃厚なものが溶けていくので、ご飯が進みます。佃煮やさんが作るとこうなるんだなって。これは「飲む佃煮」です!
羽田 いいですね、「飲む佃煮」!
始まりは「もったいない」から。10年をかけた佃煮屋さんの挑戦は、試行錯誤の連続だった。
羽田 そもそも、どうして佃煮屋さんが「しじみの恵み」を作り始めたんですか?
深瀬 貝の佃煮を作る際に、原料の貝をボイルにかけて洗浄するんですよ。その時に出る最初の出汁を捨ててしまうのが勿体ないなと思っていて。
羽田 なるほど。確かに一番エキスが詰まっているところだから、勿体無いですね。
深瀬 それで加工品メーカーさんにお話して、そのエキスを入手してみたんです。だけど、貝類独特の油臭さとかエグみがあるので、このままではとてもお出しできない。これを美味しく食べれるようにするには、どうすればいいかと考えたのが始まりですね。
羽田 そうだったんですね!「しじみの恵み」ってすごくコクがあって美味しいですけど、ここにくるまでは相当なご苦労があったんですね。
深瀬 そうですね。どのくらいの濃度にするか、どのくらいの稀釈にするか…。何回も「これじゃない、あれじゃない」ってトライを繰り返して、開発自体に1年以上かかっています。
羽田 1年以上も!
深瀬 なにより、うちは佃煮屋なので、佃煮をつくる設備と技術しかないんですよ。こういった調味料は、今まで作ったことがなくて。
羽田 それじゃあ、かなり大変だったんじゃないですか?
深瀬 だから、やり始めてから「さて、どうしよう」って(笑)。他の調味料メーカーさんからしたら無駄に思われるような工程を、開発から今にいたるまでに、いっぱい踏んでいると思うんですよ。
羽田 「そんなことまでやったのか!」みたいなことですね(笑)。
深瀬 今の作り方でも、もしかしたら「こんなことせんで良いよ!」って言われるかもしれませんね。もっと沢山作れて、皆さんに安くご提供できる方法があるかもしれないです。
羽田 より簡単で楽な方法があったかもしれない。今からその方法に変えることはないのですか?
深瀬 そうすると、味が変わっちゃうかもしれないじゃないですか。今までこの味で付いてきてくださったお客様もいますし、10年前から試行錯誤して続けていることなので、あえて変えないようにしてますね。
羽田 自分たちで模索しながら、やっとたどり着いた作り方ですものね。それだけ愛情が込められている。
深瀬 初めの頃は、濃度が濃すぎて使いきれないっていう意見もいただいて。そこから改良を重ねて、毎朝一杯のしじみ汁を飲んだら、ちょうど1ヶ月くらいで使い切る濃度にまでたどりついたんです。なにぶん、ノウハウが無かったので、時間がかかってしまいましたけどね。
羽田 なんでもやってみることに価値がありますよね。「羽田甚商店」も、「とにかく行動してみる」の精神でやっているんです。壁にぶつかることも多いですけど、1つ1つが勉強ですよね。
深瀬 本当にそうですね。そうやって、お客様のご要望とかご意見を聞いて、足りない部分を何度も試行錯誤を開発室で繰り返し長い歳月はかかりましたがリニューアル後、ようやく今の「しじみの恵み」に至りました。
羽田 10年かけた歳月で、私たちはこの美味しい「しじみの恵み」を頂けるんですね!
あくまでも「美味しいもの」をつくりたい。苦労があるから、深い味になる。
深瀬 うちはあくまでも、美味しいものを作りたいって気持ちが大きかったんです。健康ドリンクや錠剤にタウリンやオルニチンが使われているのは知っていたんですけど、それを佃煮屋が作っても面白くないじゃないですか。
羽田 私はとにかくタウリンフェチで、積極的に「タウリン取らなきゃ!」ってパウダーなどで飲んでいました。でも、それって飲んでも、美味しくもなんともないじゃないですか。「しじみの恵み」は美味しい上に、タウリンやオルニチンが豊富に含まれているから嬉しくて!これは自分の中で大ヒットしたんですよ。
深瀬 ありがとうございます。私達は、健康的な部分はあまり意識していなかったので、そういった反響が多くてびっくりしています(笑)。
羽田 美味しいものに拘って作ったら、実は健康にも良かったって最高ですよね。体にいいから食べるって、人間の本質からズレてる気がするんです。「美味しい」と思って食べたものに、実は体に良い成分も含まれていて、後から理にかなっていく方が、人間の本来の生き方な気がするんです。
深瀬 そうですね。まずは、美味しく食べていただけると嬉しいですね。貝が苦手っていう人にも、是非試していただきたいです!
羽田 このままでも美味しいですけど、色々な使い方ができそうですよね!先日は、菜の花を茹でて、しじみの恵みで和えたら、高級なおひたしになったんです。他にはオススメの使い方ってありますか?
深瀬 そうですね。特にシーフード系の料理に合いますよ。シーフードカレーや、ブイヤベース、パエリアとかでも、ちょっと入れるだけで海鮮感がぐっと増します。
羽田 わかります!海鮮感が増すんですよね!
深瀬 だから、私が一番オススメしているのが、チゲなんです。キムチって魚介が入ってるじゃないですか。だけど、鍋にしちゃうと味や香りが飛んじゃうんですよね。そこにこれを足すだけで、結構本格的な味になったりするんですよ。
羽田 チゲですか!その発想はなかったです!
深瀬 あと、これは社員から聞いたんですけど、シーフードの即席麺に2、3滴垂らすと、より香りが高くなるんです。
羽田 濃度が濃いから、数滴で一気に上級編の味になりますよね。
深瀬 そうですね。色々な隠し味として使っていただけたらと思っています。
羽田 私が今度試してみようと思っているのが、親子丼のタレに入れても美味しいんじゃないかって。香りにちょっとだけ貝類独特の苦味があるので、普通の醤油よりも変化がありそうですよね。
深瀬 あぁ~!面白いかもしれないですね!
羽田 とっても滋味深いんですよね。身体の底にぐーっと栄養が広がる感じ。すごく深い味がするから、ここにくるまでのご苦労があったっていうのがわかります。
深瀬 そう言っていただけると嬉しいです。やっぱりうちの根底は佃煮屋なので、これからも佃煮屋の設備のまま、コツコツと変えずにやっていくつもりです。
羽田 微力ですが、「羽田甚商店」で応援させてください。今日はありがとうございました!