羽田甚クリスマスギフト
鹿児島県在住のペーパーアーティストMizuhaさんの手作りクリスマスカード。鹿児島に嫁いでから、子育てをしながら作家業をはじめて7年。一本一本の糸にMizuhaさんのやさしいお人柄が詰まった、とてもあたたかい気持ちになれるカードです。大切な方に、メッセージを添えて…メリークリスマス!
心のこもったクリスマスカードを求めて、羽田店主は鹿児島県にあるMizuhaさんの工房を訪ねました。
羽田:いつくらいから、作家業を始められたんですか?
Mizuha:7年前から作り始めました。少しずつ形を変えて、ようやく自分が作りたいなと思うものがわかってきました。
羽田:へぇ!どうして始めようと思ったんですか?
Mizuha:鹿児島に嫁いできたばかりのころ、まだ友達もおらず、一人で図書館へ通うことが多かったんですね。その時に読んでいたコラージュに関する本の中で、紙と紙をミシンで縫ってあるような切れ端を見かけたんです。手紙を書くことが好きだったこともあり「封筒を紙と糸で作ってみよう」と閃いたのが始まりです。手紙も糸も私の中では”人と人を結ぶ”という共通の感覚があるので、紙と糸の組み合わせは尚更良いなぁと思って始めました。
羽田:”人と人を結ぶ”…とても素敵ですね。だからMizuhaさんの作品には、優しさが詰まっているように感じるんですね!口ベタな人でもMizuhaさんのカードでメッセージを贈れば、それだけで気持ちが伝わるというか…。
Mizuha:ありがとうございます!最初は封筒だけを紙と糸で制作し、それに便箋をつける、という作品を作っていたのですが、ある雑誌でカードに糸で描く手法を見つけて、今度はカードにも描いてみようと思ったんです。そうやって、どんどん形を変えて今に至ります。
羽田:なるほど、色々と試行錯誤されて今の形になっているんですね。(封筒を指さして)これは、刺繍糸ですか?
Mizuha:封筒はすべて紙と紙を刺繍糸で縫い合わせてつくっています。あと、トナカイも刺繍糸で描いてます。
羽田:えぇ!これを1針1針、手で縫ってるんですか!それは、大変な作業ですね。すごく器用でうらやましい。こういう作業がお好きなんですね。
Mizuha:もともと手紙を書くのが好きで、東京に住んでいるときは、あらゆるレターセットを買いつくすほど好きでした(笑)。鹿児島は東京のようには色々な種類のレターセットが売っていなくて。それなら自分で作ろうと思って始めたんです。
羽田:無いなら自分でつくっちゃえ!という発想がいいですね。
Mizuha:鹿児島に帰ってきてなかったら、やっていないと思います。
羽田:子育てをしながら大変じゃないですか?
Mizuha:そうですね、子供が寝静まった後に、黙々とチクチクやっています。鹿児島は自然がたくさんあるので、子供たちとお散歩する中で、花や空のデザインなど、インスピレーションをもらえていると思います!
羽田:お子さんたちとの生活も創作活動に生きているんですね!クリスマスカード、とってもかわいいです!今からプレゼントするのが楽しみです。
Mizuha:今回のクリスマスカードは「リース」「クリスマスツリー」「トナカイ」のデザインで用意させていただきました。リースとツリーの部分は何で表現しようか考えながら、色々なもので試しましたが、最終的にスポンジが一番しっくりきました。そこは私のこだわりですね。ドット部分は、綿棒と爪楊枝で1つ1つ慎重にデザインしています。
羽田:私は、工作苦手で…不器用だから、本当にうらやましいです。
Mizuha:羽田さん、お上手そうに見えますよ!
羽田:全然だめなの!教えてほしい。カード教室やったらどう?そうだ!羽田甚商店で手作りカードキットやりましょうよ!!桜島のデザインとか?
Mizuha:いいですね!私、名字が”楠原”というんですけど、近くの蒲生八幡神社に、日本一の大楠があって。この土地に嫁いで”楠原”の姓になったときに、ご挨拶行った大切な場所があるんです。羽田さんをそちらにお連れしたいんですけど、いいですか?
羽田:もちろん!私は木も神社も大好きだし、Mizuhaさんとの今回のご縁に感謝して、お参りさせてください。
Mizuha:うれしいです!
全5種類
・リース(ゴールド)
・リース(シルバー)
・クリスマスツリー(ゴールド)
・クリスマスツリー(シルバー)
・トナカイ
※ランダムでのお届けになります。