天草オリーブ園AVILO
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日照時間が多く、冬は暖かく夏は比較的涼しい、地中海性気候の天草。オリーブの本場であるイタリアと気候が似ていることから、天草でオリーブ栽培が始まりました。天草オリーブ園AVILOは完全国産オリーブの栽培を目指した農園。手間と時間がかかるけれど、手摘みにこだわり、上質なオリーブづくりに取り組んでいます。そんなAVILOからは国産オリーブを使用し、心地よい使用感の「ボディシェイプオイル」が届きました。
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地元・天草出身の人間が試行錯誤して始めたオリーブ作り。実がなり、オイルが採れるまでには時間がかかった。
羽田：天草オリーブ園は、どのように始まったんですか？
田口：いわゆる耕作放棄地という、どうにかしないといけない土地があったんです。それで、私たち、九電工という会社なのですが…。
羽田：九電工？
田口：そうなんです、私たち、総合設備業の会社で。その中にオリーブ事業を推進する部署がありまして。もう異業種ですね（笑）。
羽田：ええ〜！異業種も異業種じゃないですか！
田口：はい（笑）。ちなみに園のスタッフは、みんな天草の地元の人間です。九州が発足の地で創業78年になる会社なのですが、九州の農業を盛り上げないとやはり九州自体が盛り上がらないということで、うちの会社が2010年にこの事業を始めたんです。
羽田：素晴らしい。だってそのぐらい余裕があるからできることですよね。なかなか大変ですよね。
田口：大変ですね。最初は小さな苗木からスタートして、今、樹齢15年くらいになります。植え始めてから3年くらいで初めて実がついたんですが、きちんと商品化できるよう、安定的にオイルが採れるようになったのは、それからさらに2年後くらい。
羽田：最初の頃はどうされていたんですか？
田口：海外のオリーブオイルの取り扱いをしていました。海外とはいえ、こちらで味を決めて、AVILOのために作っていただいているものを販売していました。
羽田：それで育つのを待って。オイルが採れるようになってからは右肩上がり？
田口：毎年収穫量がどんどん増えたんですが、一昨年と去年は天候などの影響からか、ガクッと下がりましたね。やはり木も無理をしていたのかもしれなくて、それでちょっとお休みさせてもらったら、今年は過去最高に近い収穫量だと予測しています。
羽田：やっぱり大切なんですね、休むって。
試行錯誤しながら作り上げたオリーブオイル。天草産の原料にこだわった化粧品はぜひ試してほしい品。
羽田：オリーブオイルのおすすめは化粧品なんですね。
田口：そうですね。食用ももちろんおすすめですが、化粧品もすべて天草産を使っているので。
羽田：素晴らしい！天草の気候がオリーブ作りに適していたんでしょうか？
田口：そうですね。年間通じて温暖ですし、日照時間も長くて、いわゆるイタリアなどの地中海エリアと同じような気候をしています。ただ日本ならではの高温多湿の気候や降雨量が多いという点で、なかなかスムーズにはいかなかったですね。試行錯誤して作った甲斐があって、厳しい条件をクリアした“国際基準の”「エクストラバージンオリーブオイル」という最高峰の格付けをいただいています。あと、こだわりとしては、スタッフ総出で手摘みをしていること。みんなで一粒一粒丁寧に摘んでいます。
羽田：手摘みなのはどうしてですか？
田口：手で摘むことで、実を傷つけずに収穫することができます。傷ついた実は酸化しやすいので、時間はかかりますが手摘みにこだわっています。
ギフトに贈るのにもぴったりな、天草柄の入ったボディシェイプオイル。香りがよく保湿にも長けている。
羽田：今回、羽田甚商店で扱うボディシェイプオイルは、今後違う香りで出す予定はないんですか？
田口：そうですね。今のところは。
羽田：そこもいいですね。こだわり抜いた香りってことですね。限りなく成分がシンプルなのもいいなと思いました。
田口：はい、ありがとうございます。天草産オリーブオイルとトルコ産のオーガニックオリーブオイルを使っています。オリーブスクワランという保湿成分が入っているので、乾燥ケアにいいですね。
羽田：香りもいいですよね。ローズマリーとラベンダー。これは１本買ったらどのぐらいの期間で使い切ったらいいですか？
田口：二ヶ月～三ヶ月くらいっていうのが目安ですね。
羽田：全部商品は、このパッケージですか？
田口：天草産が入ったものに関してはすべてこの柄にしています。
羽田：青と白で、イタリアみたいな雰囲気ありますよね。園内では他にもいろんな化粧品の商品がありますね。
田口：そうですね、化粧水や美容液、7月15日に販売開始したモイスチャーミルクもおすすめです。最近はコスメのギフト需要も高まっているので、力を入れていきたいですね。
羽田：確かにそうですよね。また素敵な商品に出会えることを楽しみにしています！
